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平成30年度

平成31年1月22日(火) JA公開講座第6回「自家製バター作り」

2019年1月23日水曜日 Category : Off

 平成30年12月11日(火)にJAぎふと共同で行っている公開講座第6回「食と緑と命の学校」が「自家製バターを作ってみよう」と題して開催されました。今年度は今回で終了となります。
  はじめに、応用生物科学部応用生命科学課程植成分機能化学研究室の矢部富雄教授による「乳製品の知恵としくみ」に関する講義を受講しました。牛乳には人を眠りに誘う成分が含まれていることや、牛乳の殺菌規格は牛乳に含まれている結核菌を確実に殺菌するために決められているなど、今までなかなか知る機会のなかった解説を受け、様々な知識を学ぶことができました。
 その後は別室へ移動し、大学で飼育している乳牛のミルクを使用してバター作りを行いました。あらかじめクリーム成分を濃い濃度で混入したミックスの入ったペットボトルを10分程度振るとバターが出来ます。ただ通常市販されている牛乳を使っても「均質化」という牛乳中の脂肪の粒を細かくする処理を行っているため、バターにはなることはありません。ご家庭で作られる場合は市販の生クリームを降っていただければ、バターが分離してきます。その後トーストやじゃがいもを用意して、その場でみなさんに試食していただきました。
  実習終了後、大場伸哉センター長より修了書を授与していただきました。参加者の皆様1年間お疲れ様でした。また来年度も新たな受講者の方を対象に開講させていただく予定です。我々も充実した内容にできるよう努力していきたいと思います。よろしくお願いします。


 

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平成30年12月11日(火) JA公開講座第5回「ダイコンの甘粕漬け作り」

2018年12月12日水曜日 Category : Off

 平成30年12月11日(火)にJAぎふとの共催で行っている公開講座「食と緑と命の学校」の第五回を開催しました。今回は「ダイコンの甘粕漬け」でした。

 はじめに酒向隆司技術専門職員による漬物についての講義を受講しました。漬物の歴史や長期保存ができる仕組み、漬物の種類などを学び、その後漬け込む材料である酒粕が持っている効能やぬか床のように粕床を作って、食品を漬け込む方法などを学びました。その後、実習室に移動して、参加者全員で甘粕漬けを作りました。

 甘粕漬けは二段階に分かれており、初めに生の大根の重量に対して7%の食塩で仮漬けを1週間行います。1週間たったものを水気を切り、仮漬け後の大根の重量の26%の酒粕と24%の中双糖、およそ4%の日本酒を混ぜた調味液に本漬けします。
本漬けは4週間行いますが、その間、2週間経過したところで反転を行います。

 今回の実習では前日収穫した生の大根と仮漬けが終わっている大根を用意し、仮漬けと本漬けの両方を体験していただきました。寒い中で酒粕と中双糖を混ぜる作業は手がかじかんで皆さん大変そうでしたが、頑張って漬けていただきました。次回の実習で漬物として完成する予定ですので、そのときにお持ち帰りいただく予定です。
 残す講座も次回で最後となりました。ご満足いただけるよう精一杯努めていきますので、よろしくお願いいたします。


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平成30年11月13日(火) JA公開講座第4回「干し柿作り」

2018年11月13日火曜日 Category : Off

 平成30年11月13日(火)にJAぎふとの共催で行っている公開講座「食と緑と命の学校」の第4回を開催しました。今回のテーマは「干し柿作り」でした。

 はじめに矢野宗治技術専門職員による「柿の収穫・渋抜き加工と柿の歴史」についての講義を受けました。普段、自宅で干し柿を作っている方も渋柿が甘くなるメカニズム(乾燥させることによってタンニンという成分が水に解けなくなるため、甘みが強く感じられるようになります)を知って納得されていました。その後、作り方に関する説明を受けながら、参加者全員で干し柿を作りました。

 柿の皮をピーラーで剥き、それを縄にくくりつけ、熱湯に浸して殺菌しました。出来上がった干し柿は各自宅へ持って帰っていただきました。
あと1ヶ月程風通しの良い所で干していただいたら完成です。12月にも公開講座がありますのでそのときにまた感想を教えていただける嬉しいです。次回もよろしくおねがいします。






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平成30年11月13日(火) ほほえみ保育園「ジャガイモ掘り」

Category : Off

 平成30年11月13(火)に岐阜大学の附属保育園である「ほほえみ」の園児たちに、フィールドセンターの北農場で栽培しているじゃがいもの収穫を行ってもらいました。
 一つの株から大きいイモや小さいイモ、様々な大きさのイモが収穫でき、皆楽しみながら収穫してもらいました。収穫したジャガイモはおうちへのお土産にもってかえってもらうとともに、園での給食に利用していただきます。
 この収穫の体験を通して良い「食育」になってもらえればと思います。今後も様々な農作物の収穫を予定していますので、園児の皆さんまた来てくださいね。

 

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平成30年10月16日(火) ほほえみ保育園「さつまいも掘り」

2018年10月16日火曜日 Category : Off

 平成30年10月16日(火)に岐阜大学が運営しているほほえみ保育園の園児達にフィールドセンターに来てもらい、さつまいも掘りを体験してもらいました。
 まだまだ小さな子達が多いのですが、 みんな一生懸命掘って大きなさつまいもを収穫していました。お土産に自宅に持ち帰っていただくとともに、給食でも使用していただけるそうです。いっぱい食べて、美味しいと思ってもらえたら我々も嬉しいです。
 次はジャガイモ掘りも体験してもらいたいと思っています。お待ちしていますね。




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平成30年10月9日(火) JA公開講座第3回「すももジャム作り」

2018年10月9日火曜日 Category : Off

 平成30年10月9日(火)にJAぎふと共同開催している公開講座「食と緑と命の学校」の第3回を開催しました。今回は「すももジャム作り」いうことで、当農場で収穫したすももを使ってジャムを作りました。

 スモモの収穫期はだいたい7月ですが、収穫してすぐに冷凍保存しておき、今回はそれをジャムに加工しました。まずは皮を剥いていただいてから蒸気で熱を加えて柔らかくして裏ごしして種を取っていきます。果肉が取れたら、そこにグラニュー糖、クエン酸を投入し、煮詰めていき条件が整ったらビンに詰めます。
 便に詰める作業は技術職員が行い、その後受講者の方には酒向技術専門職員によるジャムおよび保存食全般に関する講義を受講していただきました。
 ジャムがゼリー状になるための条件として、pH、糖、ペクチンの3つが挙げられますが、それを揃えてあげれば多くの食品がジャムになります。ぜひご家庭でも試していただければと思います。

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