平成28年12月13日(火) JA公開講座第五回「大根甘粕漬け」
Posted on 2016年12月13日火曜日
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平成28年12月13日(火)にJAぎふとの共催で行っている公開講座「食と緑と命の学校」の第五回を開催しました。全六回開催予定の本講座ですが、今回のテーマは「大根甘粕漬け」でした。
はじめに矢野倫子技術職員による「漬物の概要・酒粕の健康パワー」についての講義を受けました。その後、作り方に関する説明を受けながら、参加者全員で甘粕漬けを作りました。
甘粕漬けは二段階に分かれており、初めに生の大根の重量に対して7%の食塩で仮漬けを1週間行います。
1週間たったものを水気を切り、仮漬け後の大根の重量の26%の酒粕と24%の中双糖、およそ4%の日本酒を混ぜた調味液に本漬けします。
本漬けは4週間行いますが、その間、2週間経過したところで反転を行います。
今回の実習では、仮漬けが終わっている大根を用意し、受講生の皆さんには本漬けを行っていただきました。また、別のロットで本漬けから2週間経過したものがあったので、反転も行っていただきました。
寒い時期の冷たい作業とあって、皆さん大変そうでしたが、協力し合って無事終了しました。最後に、既に漬け上がっているものを試食し、袋詰めまで済んでいるものをおみやげに持ち帰っていただきました。
『早速、自分でも漬けてみるわ』と、受講後に大根を買われた方もいらっしゃいました。ご家庭でもぜひ、酒粕を使った漬物づくりにチャレンジしてみてください。
酒粕、中双糖、日本酒をよく練り合わせます
大根と上記の調味液を交互に乗せていきます
なるべく隙間のないように並べます
2週間経過したものの反転作業
とっても冷たいですが、
樽の底の方から大根をひっくり返します