平成27年12月19日(土) 動物系公開講座第5回「鶏の解体とソーセージ作り」
平成27年12月19日(土)に動物系公開講座第5回「鶏の解体とソーセージ作り」が開催されました。今回は鶏の解体とソーセージ作りを体験してい
ただきました。最初に応用生物科学部の大場恵典教授から、肉用の鶏(ブロイラー)についての講義を聴講しました。肉用の鶏は日本で一年に6億羽も生産され
ていることや肉用鶏は約2ヶ月で大人になって出荷されることなど、今まであまり知らなかった知識を学びました。
次に自分たちで実際に鶏
(卵用)を屠殺し、解体を行いました。命を奪うという行為のため希望者のみの作業としましたが、皆さんに参加していただきました。実際にもも肉や胸肉など部位ごとに切り分けていく過程で鶏の体の構造も確認していただきました。その後、市販の豚肉を用いて自家製の鶏肉
ソーセージの作成、試食を行いました。今回は実際のソーセージを作るように煙をかける燻煙の作業も行いました。専用の器具さえあれば、思ったより簡単にソーセージが作れるため、興味があればご自宅でも作っていただきたいと思います。おみやげとして事前に作成しておいたスモークチキンもお持ち帰りいただきました。ご自宅でおいしく食べていただければ嬉しいです。
今回で本公開講座も終了となりました。3年目の開催となりましたが、まだまだ不備もあり、参加者の皆様に御迷惑をお掛けしたこともあったと思いますが、我々にとっても良い経験となりました。来年度もほぼ同様の内容で開催する予定でおりますので、今回の経験を活かし、さらに良い公開講座にできるよう努力していきます。参加者の皆様ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。